美女と野獣(1946)
(C)1946 Criterion
三人の娘を持つ商人が旅の途中、無人の古城に迷い込む。庭園のバラの花を摘むと、野獣が現れ、花盗人の命をもらうと脅したが、娘のうち一人が父の身代わりになるなら許すと言う。家に帰って父が話すと、末娘のベルが城行きを志願。会ってみれば野獣は心優しかった。父の病を知って帰宅を望むベルを家に帰し、一週間して戻らなければ悲しみに自分は死んでしまうと言う。一方、ベルを慕うアヴナンは野獣を殺し、その宝を奪おうと森に入る。ベルは魔法の鏡に彼女の不在を嘆く野獣を見て、急ぎ森に帰った。城に侵入したアヴナンは彫像に背中を射抜かれ野獣と変わり、逆に野獣が彼そっくりの王子となった。ベルと王子は見つめ合い抱擁し、そのまま天高く舞い上がり飛んで行った……。
- 公開日
- 1948年1月27日(火)
- 監督
- ジャン・コクトー
- 脚本
- ジャン・コクトー
- 撮影
- アンリ・アルカン
- 音楽
- ジョルジュ・オーリック
- 製作年
- 1946
- 製作国
- 仏
- 原題
- LA BELLE ET LA BETE
- 上映時間
- 96
- 配給会社
- 東宝