愛と死の間で

1949年、新進作曲家ローマン・ストラウスは妻マーガレットを鋏で惨殺した罪で死刑を宣告された。執行の日、ローマンは事件を追跡していた新聞記者グレイ・ベーカーを呼び、「妻を愛していた。永遠に愛し続ける」と告げた。40年後、その悪夢を見て絶叫した女性がいた。記憶喪失の彼女は修道院に世話になっていたが、院長は彼女を厄介払いするため、修道院育ちの私立探偵マイク・チャーチを呼ぶ。マイクは友人の記者ピートに彼女の記事を新聞に載せるよう手配すると、言われた通り彼女を精神病院に連れて行った。だが病院のあまりの醜悪さに気の毒になり自宅に連れて帰る。記事が出ると悪戯電話が相次いだが、それより彼女が夜中にあげる叫び声の方がマイクを驚かせた。

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