カジノタイクーン
日本の侵略が始まる頃の香港。大学生のシンは、金持ちの娘ロークの憧れの的だったが、そのことでロークが好きなチンに敵視されていた。日本侵略が始まり、シンはマカオに逃れる。そこで港湾労働者として働いていたシンは、港一帯の事業主アルフォンソとその娘を助けたことから、運送会社に入ることができた。アルフォンソはチンの父親で賭博場を仕切る大物実業家チャオと兄弟関係にあった。あることからチャオの賭博場で働くことになったシンは次々と昇進していくが、チャオとチンの計略によって、誘拐犯に仕立てられ、10年の刑を言い渡される。そして、獄中から復讐を誓うのだった……。