三屋清左衛門残日録 完結篇
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隠居生活にも慣れ、日々の暮らしを楽しみはじめた清左衛門のもとに、ある日、幼き頃からの友・大塚平八が訪ねてくる。大汗をかきながら家老への仲介を願う平八の頼みを快諾するが、そこには平八の一世一代の大勝負がかかっていた。さらにもう一人、今は“零落”してしまった旧友、金井奥之助と偶然に再会する。 自らの不遇を嘆くばかりの奥之助から磯釣りに誘われ、出掛けていくのだが、そこで予期せぬ出来事が起こり… 。清左衛門と町奉行の佐伯が足しげく通う小料理屋の「涌井」。女手一つで店を切り盛りする女将のみさのところへ、かつての情夫が金をせびりに現れた。その窮地を救った清左衛門に、これまでの人生を問わず語りに話すみさ。次第にふたりの心の距離は縮まりはじめる中、江戸で現藩主の弟・石見守が急死したとの報が届く…。