ゾウを撫でる

(C)2013『ゾウを撫でる』パートナーズ
映画監督神林は15年ぶりに新作映画『約束の日』を撮ることに。脚本家は若手の鏑木。ある日、台本印刷会社で働く栃原は、まわってきた原稿を見て鏑木が書いたものだと気付く。シナリオ教室で同期だった鏑木が映画の脚本を手掛けていることに戸惑う。やがて『約束の日』の台本は完成し、出演者の手に渡っていく。子役出身で現場に悩む俳優、嫌われている主演女優、人気若手俳優に様々な影響を与えるきっかけになっていた。その他にもフィルムコミッションの担当者とその娘、大道具を運ぶ運転手とヒッチハイクの青年にも、少なからず『約束の日』が影響を与えていた。わがままな主演女優の失踪が解決しない中、映画の撮影が始まろうとしていた。主演女優は現れるのか? 撮影現場で共演者やスタッフたちは、ただ待つしかなかった…。

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