CYBORG009 CALL OF JUSTICE 第3章
(C)2016「CYBORG009」製作委員会
人智を遥かに超えた異能を持つ者たち「ブレスド」。
太古より人類の歴史を陰ながら操ってきた彼らが、今再び不穏な胎動を始めた。
彼らの狙いは何なのか。戦いの暗雲が、世界を覆い始めようとしていた――。
「ブレスド」の存在に勘づいた数少ない人間の一人、ジャーナリストのルーシー・ダベンポートが、アメリカのテキサス州にある家を訪ねた。彼女を出迎えたのは、009こと島村ジョーをはじめとするゼロゼロナンバーサイボーグたち。彼らは改造手術により、核兵器ともわたりあえる存在として、冷戦時代から幾度も人類の危機を救ってきた。しかしその後、国連軍ガーディアンズの創設により、サイボーグ戦士たちは人類を守るという使命を離れ、ようやく穏やかな生活を送れるようになっていた。
だが、ルーシーの来訪と「ブレスド」の脅威が、ジョーたちを再び新たな戦乱の中へと導く。
人は、戦いを忘れることができないのか。人類の未来はどこへ向かうのか。