真田十勇士
(C)2016『真田十勇士』製作委員会
関が原の戦いから10年。天下統一を目の前にした徳川家康と「豊臣の世を再び!」と復権を狙う豊臣家の対立が深まっていた戦国の世で、「智謀知略天下に並ぶ者なし!」の名将として、世間から尊敬を集めていた男、真田幸村。しかし、なにやら様子がおかしい。実は幸村、その男前な容貌と、奇跡的に起こるラッキーの連続によって、天下の名将に祭り上げられていただけの、ただの<腰抜け男>だったのだ!その実像と虚像のギャップに悩んでいた時、抜け忍・猿飛佐助と運命的に出会う。忍者の里から飛び出して、ドデカいことを成し遂げたいと思っていた佐助は、「オイラの嘘で、あんたを本物の天下一の武将に仕立て上げてみせようじゃないか!」と、 同じ抜け忍の霧隠才蔵を筆頭に一癖も二癖もある勇士たち十人の勇士たち[三好清海][三好伊三][由利鎌之助][筧十蔵][真田大助][望月六郎][海野六郎][根津甚八]を集め、ここに≪真田十勇士≫が誕生した!幸村、そして十勇士たちは逆転の機運を狙っていた亡き秀吉の妻・淀殿に呼び寄せられ、佐助お得意のハッタリ作戦もあって、またたく間に、徳川との戦いの先頭に立つことになってしまう!そして、戦国最後にして最大の戦いと呼ばれる事になる徳川対豊臣の<大坂の陣>がついに幕を開ける!
佐助と才蔵を狙う忍者仲間の火垂との因縁、淀殿と幸村の“禁断の秘密”など数奇な縁が絡み合う中、戦いは激化し、冬の陣から夏の陣へと進んでいく。果たして、猿飛佐助の一世一代の大嘘は時代を変えるのか? そして真田十勇士の運命や、いかに!!