ソウォン 願い

8歳の少女ソウォンは、通学途中で酒に酔った男に暴行を受けてしまう。そのために、ソウォンは身心ともに生涯消すことができない傷を受け、父ドンフンと母ミヒはわが子に起きた想像を絶する事態に泣き崩れる。 事件を知って病院に殺到するマスコミから娘を守ろうと必死に立ち向かう両親だったが、裁判で犯人の有罪を立証するために、ソウォン自身の証言が必要となり、さらに追い詰められてゆく。 その一方で、ソウォンは父であるドンフンの姿を見る度に犯人の男の記憶を蘇らせるようになり、ドンフンは怯えるソウォンに近寄ることさえ出来なくなってしまう。