恋とオンチの方程式
(C)2014 映画「恋とオンチの方程式」
小さい頃、アイドルになりたかった山吹みどりは、香川県にあるほととぎすバスでバスガイドをしていた。そんなみどりの宝物は、母からもらった3つの願い事がかなうというマイク。ある日、世界の音響機器メーカー“ナマズダイナミクス”の御曹司・栗田拓人が亡き父であり元社長の故郷・香川県でコンサートをするためにやってきた。とたんにザワめきだす独身バスガイドたち。
また、ひょんなことから幼なじみだった小川カズユキと再会し、忘れていた悪夢を思い出す。みどりは想像を絶するオンチで、幼い頃に東京で受けたオーディションで、みんなに笑われたことがトラウマとなっていた。
数日後、ナマズダイナミクスの現社長で拓人の母である栗田徹子がやってきて、みどりのミスを激しく責め、みんなの前で歌わせようとする。思わずみどりは逃げ出すが、気になって追いかけてきた拓人と恋に落ちる。しかし、日本一の絶対音感を誇る栗田徹子の嫁の条件は、「歌って、踊れて、拍手される」こと。ショックを受けるみどりとバスガイドたちに、謎の怪奇事件、そして、リストラの危機が…!幼なじみで小学校の音楽教師と一緒に、ほととぎすバスのバスガイドたちで「さぬきバスガイドシスターズ」を結成することになる。
みどりは、オンチを克服して、「宇宙一の幸せ」をつかみとることができるのか!?