マンガ肉と僕
(C)吉本興業
四月の京都。気が弱く引っ込み思案の青年ワタベは、活気に溢れる大学に 馴染めず、孤独な日々を送っていた。一方、同大学の熊堀サトミは、その太った みすぼらしい容姿から、周囲の学生に嘲笑されていた。そんなサトミを差別する ことなく接してくれる唯一の存在がワタベだった。その優しさにつけ込んだ サトミは、彼の自宅に転がり込み、寄生し、やがてワタベを奴隷のように 支配しようとする。そんな中、ワタベはバイト先で知り合った菜子に 惹かれていく。また、ふとしたきっかけからサトミの過去の断片を 知ることになる。