ゼンタイ
(C)2013映画「ゼンタイ」を応援する会
今日は、嫌なことがあった 明日も、嫌なことがあるかもしれない。
僕たちは、ゼンタイで上っツラ消して、モノになって、感覚になって、それで少しだけ自由になる。
ゼンタイとは、全身タイツを愛好する人々のこと。 人々は、様々な意味をまとって生きている。男、女、見た目の美醜、プライド、職業。ゼンタイの人々は、タイツをまとうことで、外見や性差を越え、 様々な意味から自由であろうとする。草野球、コンパニオン、発泡酒、レジ店員、ゼンタイ、主婦、このエピソードが微妙にリンクしながら ゼンタイの人々がオフ会を開くカラオケボックスへと物語は集約していく―。
笑いと痛みに生きる人々を描く橋口亮輔による、“可笑しくて、痛い”オムニバス・コメディ。