尻舟
ホノルルでギターを拾った小林は「バンドやらへん?」と旧友村越の元を訪れる。この映画の主人公、村越は路上でお尻の絵を描きながら生活している。村越はある日、裸で寝そべるホームレス木谷麻子の尻を見つける。それは村越の理想の尻だった。しかし、麻子は「お尻の絵を描いている」なんてことを信じず、誤解する。村越は不安定になりながらもバイトを始め、それが正しいのかどうかも分からないままアパートを借りれるだけのお金を握りしめて麻子のもとへ。その頃、小林は地球爆破軍のバンドメンバーを探して街を彷徨っていた。