春を背負って
(C)2014「春を背負って」製作委員会
立山連峰で山小屋〝菫小屋〟を営む厳格な父に育てられた長嶺亨。
社会人になった亨はそんな父から遠ざかるように金融の世界で、会社の歯車として毎日を過ごしていた。
そんなある日、父の訃報が突然届く。帰郷した亨の前には気丈に振る舞う母、その姿を沈痛な想いで見守る山の仲間たち、そして見慣れぬ一人の女性・高澤愛の姿が。彼女は心に深い傷を負い、山中で遭難しかけたところを亨の父に助けられた過去があった。
父が遺した菫小屋と、父の想いに触れた亨は、都会での生活を捨て小屋を継ぐことを決意する。
山での生活に悪戦苦闘する亨の前に、父の友人と名乗るゴロさんが現れる。世界を放浪してきたゴロさんの自然に対する姿勢や愛の天真爛漫な笑顔に接しながら、亨は新しい自分の人生に向き合い始める。
- 公開日
- 2014年6月14日(土)
- 監督
- 木村大作
- 撮影
- 木村大作
- 製作年
- 2014
- 製作国
- 日本
- 上映時間
- 115
- INTRODUCTION
- 名キャメラマン・木村大作が、初めて監督した09年公開の『劔岳 点の記』は、大ヒットを記録した。あれから5年――木村監督の最新作『春を背負って』が完成した。原作の舞台・奥秩父を、立山連峰の3000mを超える大汝山に建つ山小屋へと移し、その山頂から見える360度の大自然を背景に、美しい四季の移ろいを描き出している。主人公・長嶺亨に松山ケンイチ。その彼と菫小屋で働く従業員・高澤愛に蒼井優。勇夫の大学の後輩で、菫小屋で働きながら亨の成長を見守る多田悟郎に豊川悦司。さらには亨の母親・菫に檀ふみ、多くの人間に慕われた亨の亡き父・勇夫に小林薫が扮するほか、新井浩文、吉田栄作、安藤サクラ、池松壮亮、仲村トオル、市毛良枝、井川比佐志、石橋蓮司など個性的な実力派の俳優たちが顔を揃えた。
- STORY
- 立山連峰で山小屋〝菫小屋〟を営む厳格な父に育てられた長嶺亨。社会人になった亨はそんな父から遠ざかるように金融の世界で、会社の歯車として毎日を過ごしていた。そんなある日、父の訃報が突然届く。帰郷した亨の前には気丈 に振る舞う母、その姿を沈痛な想いで見守る山の仲間たち、そして見慣れぬ一人の女性・高澤愛の姿があった。父が遺した菫小屋と、父の想いに触れた亨は、都会での生活を捨 て小屋を継ぐことを決意する。そして、亨は新しい自分の人生に向き合い始める。
- CASTING
- ●松山ケンイチ 1985年3月5日生まれ。青森県出身。主な出演作は、「アカルイミライ」(02)、「ウィニング・パス」「茶の味」(03)、「リンダ リンダ リンダ」「NANA」「男たちの大和/YAMATO」(05)、「DEATH NOTE デスノート」「DEATH NOTE デスノート the Last name」(06)、「椿三十郎」(07)、「デトロイト・メタル・シティ」(08)、「カイジ 人生逆転ゲーム」(09)、「僕達急行 A列車で行こう」(11)、「清須会議」(13)、「家路」(14)など。 ●蒼井優 1985年8月17日生まれ。福岡県出身。主な出演作は、「リリイ・シュシュのすべて」(01)、「花とアリス」「海猫」(04)、「ニライカナイからの手紙」「男たちの大和/YAMATO」(05)、「ハチミツとクローバー」「フラガール」(06)、「クワイエットルームにようこそ」(07)、「いけちゃんとぼく」(09)、「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」「雷桜」(10)、「るろうに剣心」「東京家族」(12)、「るろうに剣心 京都大火編 」「るろうに剣心 伝説の最期編」(14)など。 ●小林 薫 1951年9月4日生まれ。京都府出身。主な出演作は、「阿修羅のごとく」(03)、「female フィーメイル」(05)、「紙屋悦子の青春」(06)、「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 」(07)、「カムイ外伝」「春との旅」(09)、「 アブラクサスの祭」(10)、「夏の終り」(12)、「舟を編む」(13)など。 ●檀 ふみ 1954年6月5日生まれ。東京都出身。「男はつらいよ ぼくの伯父さん」(89)、「わが愛の譜 滝廉太郎物語」(93)、「雨あがる」(99)、「かまち」(03)、「山桜」(08)など。 ●豊川悦司 1962年3月18日生まれ。大阪府出身。主な出演作は、「新・仁義なき戦い。 」(00)、「命」(02)、「MOON CHILD」(03)、「北の零年」「レイクサイド マーダーケース」(04)、「大停電の夜に」(05)、「フラガール」「愛の流刑地」(06)、「椿三十郎」(07)、「20世紀少年 」:(08)、「必死剣 鳥刺し」(10)、「プラチナデータ」(12)、「人類資金 」(13)、「娚の一生」(14)など。
- 配給会社
- 東宝