東京の休日

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アメリカで「ファッション界の女王」との呼び声高いデザイナーのメリー川口は、両親の墓参りをするため二十年ぶりにお忍びで日本に帰ってきた。だが帰国の事実を新聞記者にすっぱ抜かれ、記事を読んだ幼なじみのマダム蝶子にホテルを訪ねられてしまう。蝶子はパトロンの小松原寛プロデュースでファッションショーを開くことを提案。小松原はうれしさのあまり、芸者の八千代に「内緒だよ」と言いながらショーの話をしてしまう。八千代は毛織会社の宣伝部長の林に、林は喫茶店の堀洋子に、と話がどんどん広がっていった。そんなある日、天海和尚の甥を名乗る男が、メリーを訪ねてやってくる。

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