気狂いピエロの決闘
(C)2012 sandaifestival All Rights Reserved.
スペイン内戦下、共和国側の兵士として、ピエロの衣装のままナタを振り回し国民軍を次々に虐殺した男“がらくたピエロ”。
その後長い年月が過ぎ、フランコ政権下、“がらくたピエロ”の息子ハビエルは、“泣き虫ピエロ”としてサーカス団で働き始める。個性豊かで風変わりな面々が集う中で、ハビエルは“怒りのピエロ”セルジオと出会う。顔が醜くゆがんだ二人のピエロは、サーカス団の中でも最も美しく残酷な美女ナタリアをめぐり、怒りと絶望、渇望に煽られた命をかけた戦いを始める。
2010年のヴェネツィア国際映画祭でアレックス・デ・ラ・イグレシア監督が銀獅子賞と脚本賞を受賞。