約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯
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昭和36年に起きた「名張毒ぶどう酒事件」。5人が死亡した事件の犯人として逮捕され、死刑囚となった奥西勝。彼は逮捕後、一貫して「警察に自白を強要された」と主張、1審は無罪。しかし、2審で死刑判決。昭和47年、最高裁で死刑が確定した。事件から51年―、今もなお無罪を訴え、再審請求と棄却を繰り返されている本件の、発生当初から蓄積された圧倒的な記録と証言を再検証。映画とジャーナリズムが日本の司法に根底から突きつける、魂のドラマ。