信さん 炭坑町のセレナーデ

(C)「信さん・炭坑町のセレナーデ」製作委員会
郷里・福岡の炭坑町で再出発することになった美智代は、悪ガキたちに取り囲まれ多勢に無勢の守を救ってくれた、札付きの少年・信さんと出会う。早くに親を亡くした信さんは、何のこだわりも持たず優しく接してくれる美智代に、いつしか母への慕情にも似た想いを抱くが、やがて過酷な運命が町に迫る。
公開日
2010年11月27日(土)
監督
平山秀幸
脚本
鄭義信 辻内智貴
撮影
町田博
音楽
安川午朗 中孝介
出演
小雪 池松壮亮 石田卓也 柄本時生 小林廉 中村大地 金澤美穂 光石研 村上淳 中尾ミエ 岸部一徳 大竹しのぶ
製作年
2010
製作国
日本
上映時間
108
INTRODUCTION
「愛を乞うひと」で数多くの映画賞を受賞した、福岡県出身の平山秀幸監督が、劇作家・鄭義信と再びタッグを組んだ珠玉の作品。福岡市・田川市・大牟田市・志免町をはじめオールロケーションを敢行した意欲作である。原作は、太宰治賞作家・辻内智貴。主人公の美智代には、「ラスト サムライ」「ALWAYS 三丁目の夕日」の小雪。息子・守に「半分の月がのぼる空」で注目を集めた若手・池松壮亮。信さんには、「リアル鬼ごっこ」の石田卓也が演じている。さらに、光石研、村上淳、中尾ミエ、大竹しのぶ、岸部一徳など実力派俳優陣が登場する。主題歌は大ヒット「花」を歌い、海外でも人気の高い中孝介が担当している。
STORY
昭和38年。美智代は故郷である福岡の炭坑町に小学生の息子・守とともに帰ってきた。ここは、炭坑で生計をたて貧しくとも明るく肩を寄せ合って暮らす静な町。ある日、守は悪ガキたちに囲まれるが、彼の前に一人の少年が現れて悪ガキどもをやっつけてくれた。その少年は、村一番の札付き・信さんだった。信さんは、親を早くに亡くして親戚の家に引き取られ、厄介者扱いされていた。この事件を機に、優しく接してくれる美智代は信さんにとって特別な存在となった。それは、母親のようであり、淡い恋ごころのようであり。しかし、この炭鉱町は、信さんにとっても乗り越えなければならない厳しい現実が迫ってきていた。
CASTING
●小雪 1976年生まれ。神奈川県出身。03年「ラストサムライ」で国際的に高い評価を受ける。主な出演作は、『嗤う伊右衛門』(04)、『ALWAYS 三丁目の夕日』(05)、『ゲゲゲの鬼太郎』(07)、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』(07)、『ラスト・ブラッド』『カムイ外伝』『わたし出すわ』(09)など。 ●池松壮亮 1990年生まれ。福岡県出身。03年『ラスト サムライ』で映画デビュー。主な出演作は、『鉄人28号』(05)、『UDON』(06)、『蒼き狼 地果て海尽きるまで』(07)、『砂時計』『ダイブ!!』(08)、『いけちゃんとぼく』(09)、『半分の月がのぼる空』(10)など。 ●石田卓也 1987年生まれ。愛知県出身。05年、『蝉しぐれ』で映画デビューし、キネマ旬報新人賞を受賞。主な出演作は、『夜のピクニック』(06)、『グミ・チョコレート・パイン』(07)、『リアル鬼ごっこ』(08)、。『ROOKIESー卒業ー』(09)、『リアル鬼ごっこ2』(10)など。 ●金澤美穂 1994年生まれ。神奈川県出身。07年愛の劇場『愛のうた!』でデビュー。主な出演作は、『容疑者Xの献身』(08)、『はじめての家出』(09)、『60歳のラブレター』(09)など。09年TAMA CINEMA FORUM TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞。 ●大竹しのぶ 1957年生まれ。東京都出身。74年、『青春の門~筑豊篇』で映画デビュー。主な出演作は、『鉄道員』(99)、『GO』(01)、『阿修羅のごとく』(03)、『ふくろう』(03)、『クワイエットルームにようこそ』(07)、『火天の城』(09)、『ダーリンは外国人』『オカンの嫁入り』(10)など。
映倫
99

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