余命1ヶ月の花嫁
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運命的な恋に落ちた千恵と太郎。ふたりの愛を、もっと確かな絆で結びたいと願う太郎に、千恵は乳がんだと告白し、自ら別れを選ぶのだった。だが、太郎の千恵への愛は変わらない。悲しみのなかで見つけた幸福を噛みしめ、闘病生活を始めた千恵…。
- 公開日
- 2009年5月9日(土)
- 監督
- 廣木隆一
- 脚本
- 斉藤ひろし
- 撮影
- 斉藤幸一
- 製作年
- 2009
- 製作国
- 日本
- 上映時間
- 129
- INTRODUCTION
- 24歳の可愛らしい花嫁は末期のがんに冒され、「余命1ヶ月」であると告げられていた。ドキュメンタリー番組「余命1ヶ月の花嫁」は、2007年7月に放送され大きな反響を呼んだ。ノンフィクション書籍は47万1000部を超え、同世代の女性を中心に大きな感動を与えた。長島千恵さんと、彼女を支え続けた恋人の赤須太郎さんとの深い愛の実話である。ヒロインには、NHK朝の連続テレビ小説「瞳」の榮倉奈々。太郎さん役には、大河ドラマ「篤姫」の瑛太が演じる。父親には「カンゾー先生」「イキガミ」の柄本明。叔母役は「ALWAYS続・三丁目の夕日」の手塚理美。ほか、安田美沙子、大杉漣、津田寛治、田口トモロヲなど実力派が登場する。監督は、「機関車先生」「やわらかい生活」の廣木隆一が務めている。
- STORY
- 千恵はイベントコンパニオンの仕事に就いている。ある展示会で太郎と知り合い、彼から交際を申し込まれるのだった。だが、千恵は乳がんと診断され、悩みながらも交際をスタートさせる。しかし、数ヵ月後、千恵は自分の病気のことや、胸を切除しなければならないことを太郎に告白した。そして、彼に別れを告げ、姿を消してしまうのだった。太郎は、そんな千恵を追って屋久島へたどりつく。そこで、千恵に一緒にがんばろうと伝える。千恵は、再び太郎と生きていくことを決意。しかし、千恵の癌が再発してしまう。激しい痛みと闘いながら、治ることを信じる千恵。献身的に看病する太郎。だが、千恵の両親と叔母に、千恵の命があとわずか1ヶ月であると告げられるのだった。
- CASTING
- ●榮倉奈々 1988年2月12日生まれ。鹿児島県出身。04年ドラマ「ジイジ~孫といた夏~」で女優デビュー。08年NHK連続テレビ小説「瞳」のヒロインに抜擢される。主な出演作は、「スペースポリス」(04)、「僕は妹に恋する」「渋谷区円山町」「檸檬のころ」「阿波DANCE」(07)など。 ●瑛太 1982年12月13日生まれ。東京都出身。01年ドラマ「さよなら、小津先生」で俳優デビュー。主な出演作は、ドラマ/「ランチの女王」「ウォーターボーイズ」「オレンジデイズ」「アンフェア」、映画/「青い春」(02)、「嫌われ松子の一生」(06)、「どろろ」(07)、「アヒルと鴨とコインロッカー」(07)など。 ●手塚理美 1961年6月7日生まれ。東京都出身。主な出演作は、「茶の味」(04)、「狼少女」(05)、「笑う大天使<ミカエル>」(06)、「神童」(07)、「パッチギ!LOVE&PEACE」(07)、「ALWAYS続・三丁目の夕日」(07)など。 ●安田美沙子 1982年4月21日生まれ。京都府出身。主な出演作は、「ルナハイツ」(05)、「ザ・コテージ」(06)、「ルナハイツ2」(06)、「荒くれNIGHT」(07)など。 ●大杉漣 1951年9月27日生まれ。徳島県出身。主な出演作は、「天使に見捨てられた夜」(99)、「不貞の季節」(00)、「ひぐらしのなく頃に 誓」(09)など。 ●柄本明 1948年11月3日生まれ。東京都出身。主な出演作は、「嫌われ松子の一生」(06)、「やじきた道中てれすこ」(07)、「ぐるりのこと。」(08)、「きみの友だち」(08)など。
- 配給会社
- 東宝