夏休みのような1ヵ月
(C)2008 夏休みのような1ヵ月製作委員会
サイクル便のメッセンジャーとして働く純也は、1年前にプロ競輪選手だった父を亡くした。ある日の配達途中、純也はビルの屋上から今にも飛び降りそうな真太郎と出会う。純也が屋上に駆けつけると、真太郎は何事もなかったかのように無言でその場を去っていった。
その後、偶然、真太郎が原因で事故に遭い、純也は入院する。全治1ヶ月。小学生の夏休みだと思って気楽に過ごす、という純也に真太郎は心を通わせる。出会ってからの時間はわずかなものだが、やがて二人には無二の親友の絆が芽生えるようになる。