夜は我がもの

鉄道機関士レエモン・パンサアルは仕事に誇りとたのしみを持つ気のいい男だったが、或日乗車中事故が起り、客の命を救うために応急処置をとっている間に、蒸気で視力を失った。その功績により彼にはレジョン・ドヌウル勲章さえ与えられたが、当人はひとりたのしまず家族の者たちとも冷たくへだたって孤独の中に閉じこもった。母親は彼の身を案じて、盲人教育に献身するガブリエル尼を訪ね、彼が興味をもっていたラジオ組立ての仕事を習わせることにした。更生施設に入ったパンサアルは、そこの教師をしている盲目の娘ルイズと知り合ったことに深い悦びを感じた。
公開日
1952年2月29日(金)
監督
ジョルジュ・ラコンブ
脚本
マルセル・リヴェ
撮影
フィリップ・アゴスティーニ
音楽
イヴ・ボードゥリエ
出演
ジャン・ギャバン シモーヌ・ヴァレール シュザンヌ・デイリー ロベール・アルノー
製作年
1951
製作国
原題
LA NUIT EST MON ROYAUME
上映時間
110
配給会社
東宝

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