マーダーボール

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マーク・ズパンは、ウィルチェアーラグビー(車いすラグビー)のアメリカ代表選手である。彼は交通事故で四肢マヒ障害を負ったが、事故に遭う前から今と変わらず”荒くれ者”だった。同じアメリカ代表選手のアンディ・コーンは交通事故、スコット・ホグセットはケンカが原因で、ボブ・ルハノは子どもの頃の病気で両肘・両膝の先を失い、車いす生活を送っていた。世界大会はアメリカが10年連続で優勝している。2002年の第11回ウィルチェアーラグビー世界選手権大会で、世界ランキング5位のカナダと対戦。カナダ代表チームでは、かつてアメリカ代表として数々の偉業を成し遂げたジョー・ソアーズが監督を務めていた。ジョーはアメリカ代表から戦力外通告を受けたことに納得できず、無断でカナダへ渡り、監督に就任していたのだった。試合は接戦の末、カナダが勝利を収めた。そして、アメリカ代表メンバーは2004年アテネ・パラリンピックに次の目標を定め、カナダを倒し、再び世界の頂点に立つことを誓うのだった。その頃、キース・キャビルは、4ヶ月前にバイク事故に遭って以来、リハビリ生活を送っていた。ある時、キースはマークと病院で出会い、ウィルチェアーラグビーに興味を持つようになっていく。2004年のアテネ・パラリンピックが始まる。アメリカ代表チームは勝ち進み、いよいよジョー・ソアーズ率いる宿敵カナダ代表チームとの対戦を迎える。
公開日
2006年10月7日(土)
監督
ヘンリー=アレックス・ルビン ダナ・アダム・シャピーロ
撮影
ヘンリー=アレックス・ルビン
音楽
ジェイミー・サフト
出演
(ドキュメンタリー)
製作年
2005
製作国
原題
MURDERBALL
上映時間
85
INTRODUCTION
格闘技にも匹敵する激しさから“マーダーボール”とも言われる競技。それは、ウィルチェアーラグビー(車いすラグビー)。本作は、この競技で世界一を目指す男たちを追った感動作である。不良少年として育ち、事故で車いす生活を送る、アメリカ代表チームキャプテンのマーク・ズパン。ケンカがもとで不完全四肢マヒになったスコット・ホグセット。9歳の時病気で両手足を失ったボブ・ルハノ。彼らの活躍でチームメンバーの活躍で、アメリカ代表チームは世界選手権を10連覇していた。02年大会決勝で奇しくもカナダに敗退する。カナダ代表チーム監督は、かつてアメリカ代表選手として活躍していたジョー・ソアーズである。このカナダチームからNo.1の座を奪還すべく、アメリカ代表は再びハードなトレーニングを開始するのだった。監督は、ドキュメンタリー映画作家として活躍するヘンリー=アレックス・ルビン。「Freestyle」でウッドストクアンドアーバンワールド映画祭最優秀ドキュメンタリー賞を受賞している。製作は、本作の原案・脚本・監督も務めるダナ・アダム・シャピーロが担当している。
STORY
マーク・ズパンは、ウィルチェアーラグビー(車いすラグビー)のアメリカ代表選手である。彼は交通事故で四肢マヒ障害を負ったが、事故に遭う前から今と変わらず”荒くれ者”だった。同じアメリカ代表選手のアンディ・コーンは交通事故、スコット・ホグセットはケンカが原因で、ボブ・ルハノは子どもの頃の病気で両肘・両膝の先を失い、車いす生活を送っていた。世界大会はアメリカが10年連続で優勝している。2002年の第11回ウィルチェアーラグビー世界選手権大会で、世界ランキング5位のカナダと対戦。カナダ代表チームでは、かつてアメリカ代表として数々の偉業を成し遂げたジョー・ソアーズが監督を務めていた。ジョーはアメリカ代表から戦力外通告を受けたことに納得できず、無断でカナダへ渡り、監督に就任していたのだった。試合は接戦の末、カナダが勝利を収めた。そして、アメリカ代表メンバーは2004年アテネ・パラリンピックに次の目標を定め、カナダを倒し、再び世界の頂点に立つことを誓うのだった。その頃、キース・キャビルは、4ヶ月前にバイク事故に遭って以来、リハビリ生活を送っていた。ある時、キースはマークと病院で出会い、ウィルチェアーラグビーに興味を持つようになっていく。2004年のアテネ・パラリンピックが始まる。アメリカ代表チームは勝ち進み、いよいよジョー・ソアーズ率いる宿敵カナダ代表チームとの対戦を迎える。
CASTING
●マーク・ズパン 交通事故で四肢マヒ障害を負う。ジョージア工科大学へ進学し、そこでウィルチェアーラグビーをはじめる。卒業後、3年連続でアメリカ代表に選ばれ、02年ウィルチェアーラグビー最優秀選手に選ばれる。 ●ジョー・ソアーズ 小児マヒで四肢マヒ障害となる。89年ウィルチェアーラグビーを開始。全米選手権に13回連続出場。チーム「Tampa Generals」で93連勝、41回連続決勝出場の偉業を達成。96年ウィルチェアーテニスで、全米オープンシングルス決勝出場。ダブルスで優勝する。 ●キース・キャビル 03年にモトクロス競技で四肢マヒ障害になる。リハビリに通いながら、ウィルチェアーラグビーなどスポーツ参加に向けて準備中。 ●アンディ・コーン 交通事故で四肢マヒ障害となる。チーム「Phoenix Heat」に所属。アメリカ代表として活躍中。02年「アスリート・オブ・ザ・イヤー」に選ばれる。 ●スコット・ホグセット 19才の時、喧嘩が原因で脊椎損傷。アリゾナ州立大学を卒業後、チーム「Phoenix Heat」に所属。 ●ボブ・ルハノ 9才の頃病気により両手肘下と両足膝下を切断する。チーム「Lakeshore Demolition」に所属。アメリカ代表チームでも活躍する。
配給会社
クロックワークス

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