ダメジン
(C)2006ダメジン製作委員会
リョウスケ、ヒラジ、カホルの3人組は、働かずに生きていける方法を日々考えて過ごしている。ある夏の日、一生食い物に困らないためには何が食べられれば大丈夫か? という実験を真剣に繰り返していた。暇つぶしに、近所の猫じじいの家へ行くと、「ダラダラしているならインドへ行け。一生ブラブラしてても何とかなる」と言われる。
- 公開日
- 2006年7月1日(土)
- 監督
- 三木聡
- 脚本
- 三木聡
- 撮影
- 小林元
- 製作年
- 2006
- 製作国
- 日本
- 上映時間
- 98
- INTRODUCTION
- 『イン・ザ・プール』、『亀は意外と速く泳ぐ』が連続して劇場公開され、どちらもクリーンヒットを記録。本作「ダメジン」は、それら以前に三木聡の初の長編監督作品として作られたもので、脱力系という新しい笑いのジャンルを築いた彼の原点である。大人たちが永遠の夏休みを手に入れたらどう生きるだろう? というアイデアをもとに、映画『ダメジン』が生まれたという。そんな遊んで暮らしたいダメジンたちは、「インドへ行けば一生働かなくてもいい」と聞いて、インド行きを決意する。リョウスケ役には、「木更津キャッツアイ」(03)の佐藤隆太。リョウスケに惹かれていくチエミ役には、『blue』(03)でモスクワ国際映画祭最優秀女優賞を獲得した市川実日子。真面目なサラリーマン役に吉岡秀隆が演じている。ヒラジ役の緋田康人、カホル役の温水洋一がリョウスケと共にダメな生活を送る仲間を演じる。また、伊東美咲を始め、岡田眞澄、岩松了、菅原洋一、ふせえり、山崎一、村松利史、嶋田久作、篠井英介、麿赤兒、笹野高史、格闘家・謙吾、お笑いのザブングル加藤など個性的なキャストが登場する。
- STORY
- リョウスケ、ヒラジ、カホルの3人組は、働かずに生きていける方法を日々考えて過ごしている。ある夏の日、一生食い物に困らないためには何が食べられれば大丈夫か?という実験を真剣に繰り返していた。暇つぶしに、近所の猫じじいの家へ行くと、「ダラダラしているならインドへ行け。一生ブラブラしてても何とかなる」と言われる。彼らの幼なじみのチエミは、親友タンクをトルエンで亡くし、自分もトルエン中毒に陥りながら靴屋でバイトをしている。ある日、失踪したチエミの恋人ササキが3年ぶりに姿を現した。ササキに誘われてドライブへ向かった彼らは、旅先で置きざりにされてしまい野宿をする。その夜、「君たち、インドへ行きなさい。そして人類を救いなさい」というお告げを宇宙人から聞くのだった。インド行きを決意した彼らは100万円の旅費を貯めようとするが、お金は一向に貯まらない。そんな時、リョウスケは、先輩のゲシルが倒産した銀行を襲撃するという噂を聞き、インドの旅費稼ぎのため一枚噛むことにした。銀行襲撃の日。現金輸送車が到着した瞬間、ゲシルを先頭に100人以上の強盗団が銀行へ突入。各々現金を手に一斉に表へ出てくる。リョウスケたちは、危うく警察に捕まるところだったが、なんとか逃げた。インド永住というはじめての目標に全速力で走り続けるリョウスケ。果たして彼らのインド行きの夢はどうなるのか?
- CASTING
- ●佐藤隆太 1980年2月27日生まれ。東京都出身。99年舞台「BOYS TIME」でデビュー。「木更津キャッツアイ」シリーズで脚光を浴びる。主な出演作は「ROCKERS」(03)、「ローレライ」(05)、「ブース」(05)、「LIMIT OF LOVE海猿」(06)など。 ●市川実日子 1978年6月13日生まれ。東京都出身。00年「タイムレス・メロディ」で映画デビュー。02年「blue」でモスクワ国際映画祭最優秀主演女優賞受賞。主な出演作は「とらばいゆ」(02)、「キューティーハニー」(04)、「嫌われ松子の一生」(06)など。 ●緋田康人 1964年2月5日生まれ。東京都出身。主な出演作は「完全なる飼育2」(01)、「エコエコアザラク」(01)、「亀は意外と速く泳ぐ」(05)、「まいっちんぐマチ子!ビギンズ」(05)など。 ●温水洋一 1964年6月19日生まれ。劇団「大人計画」を経て、舞台・映画・ドラマなど幅広く活躍中。主な出演作は「GO」(01)、「フライ・ダディ・フライ」(05)、「亀は意外と速く泳ぐ」(05)、「七人の弔い」(05)、「ALWAYS 三丁目の夕日」(05)など。 ●篠井英介 1958年12月15日生まれ。金沢県出身。俳優・日本舞踊家。92年ゴールデンアロー賞演劇新人賞受賞。主な出演作は「突入せよ!あさま山荘事件」(02)、「オペレッタ狸御殿」(05)、「陽気なギャングが地球を回す」(06)など。
- 配給会社
- アンプラグド