1930年代デンマークのユトランド半島。裕福な大農場経営者モルテン・ボーエンは敬虔なキリスト教徒(グルンビー派)で3人の息子がいた。長男は勤勉だが信仰心が薄く、次男ヨハネスは神学を学びすぎて正気を失っていた。しかも、三男の恋人は対立宗派(インナーミッション派)の仕立屋ペーターの一人娘。二人の結婚は宗教論争を引き起こし平和な家に波紋が起こる。信仰厚い長男の嫁インガは一家の支えだったが、難産の末に息をひきとる。やがて理性を取り戻したヨハネスは生命の復活を神に祈る。
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奇跡
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