看護婦の日記

(C)KADOKAWA 1947
緑にもえた初夏の高原にくっきりと浮ぶ純白の高原療養所、「健康道場」では院長のことを場長、医者は指導員、看護婦は助手、患者は塾生と呼ぶ。そして彼等は決して相手のことを本名では呼ばない、ひばりとかかっぽれ、孔雀、ラジオ、固パン等とあだ名で呼んでいる。初めての人はちょっと面食らうが、この位で目をまわしてはいけない。彼等の挨拶を聞いてみたまえ。「やっとるか!」「やっとるぞ」「頑張れよ」「よオしきた」という調子。だから病室は常に明るく晴れやかである。
公開日
1947年7月1日(火)
監督
吉村廉
脚本
八木沢武孝 太宰治
撮影
峰重義
出演
折原啓子 関千恵子 小林桂樹 平井岐代子 徳川夢声 杉狂児 見明凡太朗 小原利之 奈良光枝 花布辰男 泉静治 千明明子
製作年
1947
製作国
日本
上映時間
76

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