ヅラ刑事(デカ)
(C)2006「ヅラ刑事」製作委員会
世界初の特殊ヅラ効果で画期的な笑いを呼ぶ、空前絶後の刑事アクション。
かつて最愛の女性に、ハゲがバレて捨てられた苦い経験をバネに、恐るべき必殺技“モト・ヅラッガー”(セブンのアイスラッガーに由来)を編み出し、事件解決にハゲんできた源田刑事と花曲署の微妙な同僚たちが、女子高生テロリストの陰謀に立ち向かう。傑作刑事ドラマのパロディも満載。
- 公開日
- 2006年9月16日(土)
- 監督
- 河崎実
- 撮影
- 須賀隆
- 製作年
- 2005
- 製作国
- 日本
- 上映時間
- 80
- INTRODUCTION
- 『いかレスラー』『コアラ課長』などユニークな作品でヒットを飛ばした、叶井俊太郎と河崎実のコンビ。彼らがまたまた、奇想天外な作品を引っさげて登場した。日本映画史上空前の痛快ポリス・アクション巨編なのである!スリルとサスペンス、笑いと涙、愛と人情、そして歌とヅラ。パロディ満載の叶井×河崎コンビ最高傑作の誕生である。出演は“ヅラ刑事”源田には、バラエティ番組や舞台などで活躍のモト冬樹。“デカチン”には『実写版まいっちんぐマチコ先生』シリーズにも出演しているイジリー岡田、“チビ”には河崎実作品常連のなべやかん、“デブ”には元「ビジーフォー」のメンバーの元祖デブタレント、ウガンダ・トラ、“オヤジ”には『ミンボーの女』『レディ・ジョーカー』の浜田道彦、“イケメン”には「ウルトラマンネクサス」に主演して一躍人気者となった『ゲロッパ!』『WATERS』の桐島優介、“トンコ”にはこれが映画デビューとなるイエローキャブの新人タレント・橋本まい。ほか、中野英雄、江口ヒロミ、斎藤工、高嶋ひとみ、久米田彩、飯島愛の友情出演、さとう珠緒の特別出演など、バラエティに富んだキャストが揃った。原作・監督・製作は河崎実。脚本は河崎と中野貴雄の共同脚本。そして、実相寺昭雄が監修を担当している。
- STORY
- 警視庁の刑事、源田初男は白昼の銀行強盗事件の現場に急行した。犯人は銃で武装、行員を人質に立てこもっている。犯人は腹話術人形に操られた腹話術師。源田は潜入し、一瞬の隙を付いて、自分のカツラをブーメランのように投げ飛ばして、鮮やかに腹話術人形の首を切り制圧した。その華麗な必殺技“モト・ヅラッガー”から、人は源田を“ヅラ”と呼んだ。源田が新しく着任した花曲署捜査一課。ここには、源田に負けず劣らず個性派刑事が揃っていた。超小柄な重量挙げの国際チャンピオン“チビ”、全日本大食い選手権・終身名誉チャンピオンで大量の汗を利用して敵を攻撃する“デブ”、強烈なオヤジ・ギャグで場を凍らせる“オヤジ”、甘いマスクで女性容疑者を虜にする“イケメン”、さらに興奮すると超巨大に勃起する一物で敵を倒す“デカチン”。そして、紅一点、日本一有能なお茶くみの“トンコ”がいた。彼らを統率する冷静沈着な係長、面堂は“ボス”と呼ばれていた。ある日、キャバクラで拳銃の発砲事件が発生。現場では若ハゲのチンピラ、次郎がキャバ嬢の友里に銃を向け、ビルの屋上にいた。次郎は毎日店に通いつめ、ついに彼女にプロポーズするが、「誰があんたみたいなハゲと!」と言われて逆上したのだった。源田はヅラを外して次郎を説得する。次郎が同類と気を許した瞬間、必殺“モト・ヅラッガー”が火を吹き、次郎の拳銃を叩き落したのだ。
- CASTING
- ●ヅラ刑事:モト冬樹 ●オヤジ刑事:加納良治 ●デカチン刑事:イジリー岡田 ●デブ刑事:ウガンダ・トラ ●ハゲ刑事:井出らっきょ ●イケメン刑事:桐島優介 ●チビ刑事:なべやかん ●トンコ:橋本真衣 ●面堂啓介<ボス>:中野英雄 ●仁多博士:ドクター中松 ●友情出演:飯島愛 ●特別出演:さとう珠緒