南極日誌
(C)2005 IMPictures/Sidus-dist.by CineQuaNon
- 公開日
- 2005年8月27日(土)
- 監督
- イム・ピルソン
- 撮影
- チョン・ジョンフン
- 音楽
- 川井憲次
- 製作年
- 2005
- 製作国
- 韓国
- 原題
- ANTARCTIC JOURNAL
- 上映時間
- 115
- INTRODUCTION
- 南極の到達不能点を目指す6人の男たち。彼らが遭遇する無限に広がる氷と雪の世界の恐怖。80年前の古びた日誌とは。次々起こり始める、不思議な出来事とは。極限状況の中で隊員達は追いつめられていく。探検隊長チェ・ドヒョン役には、コメディからシリアスなドラマまで演じわける名優ソン・ガンホ。本作では、次第に狂気を帯びてゆく隊長を微妙な表情の変化だけで演じ切っている。山岳家としてエリート・コースを歩んできた、冷静な隊員キム・ミンジェ役に『オールド・ボーイ』のユ・ジテが扮し、息が詰まるような人間模様を鮮やかに演じている。探検隊を中継基地から見守るユジンには、『オールド・ボーイ』のヒロイン、カン・ヘジョンが爽やかな印象を残している。脚色は『殺人の追憶』の監督ポン・ジュノ。音楽は『リング』『イノセンス』の川井憲次、特殊効果に『ロード・オブ・ザ・リング』の一部スタッフも参加。スケールの大きさから、実現不可能といわれていた作品が遂に完成した。
- STORY
- 大韓民国探検隊が、南極到達不可能点を目指して、世界最初の無補給横断に挑戦。隊員は、チェ・ドヒョン隊長、ソ・ジェギョン、イ・ヨンミン、キム・ソンフン、ヤン・グンチャン、キム・ミンジェ。探検隊は、重さが100kgを越えるソリを引きながら進んでいく。21日目。雪の中で80年前のイギリス探検隊の日誌を発見する。「南極日誌」を持つ事になったチームのミンジェは、日記に書いてある絵が、まるで自分たちの姿と似ていることに気づく。『南極日誌』が彼らの手に入って来たその瞬間から、探検隊に奇妙なことが起こり始める。ジェギョンは、ウイルスが存在しない南極で風邪の症状に苦しむ。また、防寒服を着た状態で、ミイラのように乾いてしまったイギリス探検隊の死体が発見される。そして、到達不可能地点に対して妄執を始めるチェ・ドヒョン。もうすぐに南極は、日が暮れて暗黒天地に変わる。隊員を二人も失い、装備も故障。果たして「到達不能点」はあるのか。
- CASTING
- ●ソン・ガンホ 1967年1月17日生まれ。96年『豚が井戸に落ちた日』で映画デビュー。97年大鐘賞新人男優賞、98年映画批評家協会最優秀男優賞など受賞歴多数。主な出演作は、『グリーンフィッシュ』(97)、『シュリ』(99)、『JSA』(00)、『反則王』(00)、『爆裂野球団!』(02)『復讐者に憐れみを』(02)『殺人の追憶』(03)『大統領の理髪師』(04)など。 ●ユ・ジテ 76年4月13日生まれ。98年『バイ・ジュン』で映画デビュー。主な出演作は、『アタック・ザ・ガス・ステーション』(99)、『友引忌』(00)、『リベラ・メ』(00)、『ナチュラル・シティ』(02)、『オールド・ボーイ』(03)、『女は男の未来だ』(04)など。 ●ユン・ジェフン 主な出演作は、『ゴーストホーム』(04)『ジャングルジュース』(05) など。 ●チェ・ドクムン 主な出演作は、『悪い男』(01)、『爆裂野球団!』(02)、『ing...』(03)、『9歳の人生』(04)『木浦は港だ!』(04)など。 ●カン・へジョン 主な出演作は、『バタフライ』(01)、『オールド・ボーイ』(04)、『恋愛の目的』(05)、『ウェルカム・トゥ・トンマッコル』(05)、『美しい夜、残酷な朝』(05)など。
- 配給会社
- シネカノン
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