サラ、いつわりの祈り

里親のもとで暮らしていた7歳の少年の前に、ある日本当のママと名乗る女性が現れて、彼は彼女に引き取られることになる。彼女の職業は娼婦。酒とタバコとドラッグの日々が、否応無く少年の生活を支配していく。自分が生きていくことに精一杯のママは、とても母親と呼べるような存在ではなく、金を稼ぐためには、まだ幼い少年を男娼にしようとさえする。しかしそんな母と子の間には、その破滅的な関係だからこそ生まれる愛が存在する。

ShareSNSでシェアしよう!

TOP