エル・コロナド 秘境の神殿
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- 公開日
- 2004年5月29日(土)
- 監督
- クラウディオ・ファエ
- 音楽
- ラルフ・ウィーンリッヒ
- 製作年
- 2003
- 製作国
- 米=独
- 原題
- Coronado
- 上映時間
- 88
- INTRODUCTION
- 『インデペンデンス・デイ』(96)、最新作『デイ・アフター・トゥモロー』(04)と大作を次々放つ、ローランド・エメリッヒの強力なスタッフ陣が創り上げた壮大なアクション・アドベンチャーである。プロデューサーは、VFXスーパーバイザーを務めてきたフォルカー・エンゲルとマーク・ワイガート。本作では脚本と特殊効果も兼任している。監督・共同脚本は、ドイツとアメリカで数々の短編映画を撮り、数々の映画賞を受賞した、クラウディオ・ファエ。ヒロインのクレア役には、勝ち気で男勝りだけど、女性ならではの可愛さを漂わせ、最近では『ディボース・ショウ』(03)にも出演しているクリスティン・ダッティーロ。TVレポーターのアーネット役には、『レリック』(97)などのメジャー映画から、人気TVシリーズ「X-ファイル」にも出演するクレイトン・ローナーが扮している。また、コロナドの独裁者ラモス大統領役は、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作に出演したジョン・リス=デイビスが演じている。
- STORY
- クレアは、ビバリーヒルズで婚約者ウィルと何不自由ない生活を送っていた。ある日、ウィルが大事な書類を忘れてスイスへ向かってしまう。クレアはウィルを驚かそうと、書類を届けるついでにスイスへ向かった。観光気分でスイスに到着したクレアは、早速ウィルのオフィスの住所へ向かうが、そこは郵便私書箱のポストが置いてあるだけだった。クレアは手がかりを得ようと、ウィルの忘れていった書類を初めて読んだ。何とそれは今まで一度も聞いたことのない秘境の国、エル・コロナドについての書類だったのだ。 新たな疑問がクレアをかの地に向かわせる。エル・コロナドは、ラモス大統領による独裁政権が長く続き、市民の生活は困窮。反乱軍によるテロが頻発していた。しかも、CBB局のTVレポーターアーネットと名乗るいかがわしい男が声を掛けて来る。大使館に助けを求めても、ウィルは反乱軍に拉致されたかもしれないと答えるだけ。やっと見つけたホテルもテロによる爆破で崩壊し、クレアはますます途方に暮れる。アーネットたちTVクルーは、特ダネをスクープするために、ボロボロのトラックで出発する段取りをつけた。それを聞きつけたクレアは同行することに成功する。危険な大冒険はさらに危機を呼ぶ。断崖絶壁に架かる木造の橋。腐りかけて今にも崩壊寸前のその橋を渡るトラック。そんな時、政府軍のジェット戦闘機がミサイル攻撃をしかけてきた! クレアは橋桁と共に遙か下方の急流に飲み込まれてしまった。クレアに一体どんな運命が待ち受けているのか? そして愛する婚約者ウィルは?
- CASTING
- ●クリスティン・ダティッロ(クレア) 1970年生まれ。イリノイ州出身。「ビバリーヒルズ高校白書」、「アリー・myラブ」、「フレンズ」、「犯罪捜査官ネイビー・ファイル」などのゲスト出演。映画出演作は、『ザ・ミラー/悪魔の棲む家』(90)、『パイレーツ/この恋、火気厳禁!』(91)、『インフィニティ/無限の愛』(96)、『サム・ガール』(98)、『アット・ファースト・サイト/あなたが見えなくても』(98)、『ディボース・ショウ』(03)など。 ●クレイトン・ローナー(アーネット) 1961年生まれ。ロサンゼルス出身。85年『彼女はハイスクール・ボーイ』で映画デビュー。主な出演作は『エイプリル・フール』(86)、『BAT★21/バット21』(88)、『ハードカバー/黒衣の使者』(88)、『殺人マシーン/デストロイヤー』(88)、『レリック』(97)、『マーローを捜せ!』(98)、『アイス・ステーション』(98)など。 ●ジョン・リス=デイビス(ラモス大統領) 1944年生まれ。イギリス出身。ロイヤル演劇アカデミーを卒業後、舞台俳優として100本以上の作品に出演。主な出演作は『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(81)、『ビクター/ビクトリア』(82)、『キング・ソロモンの秘宝』(85)、『007/リビング・デイライツ』(87)、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(89)、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作、『メダリオン』(03)など。
- 配給会社
- 日活