東京原発

都知事の爆弾発言。「東京に原発を誘致する！」。突如飛び出した都知事の発言に都庁はパニックに陥った。推進派、反対派それぞれ意見が入り乱れて会議室は戦場と化す。議論が白熱する中、強引に原発誘致を推し進めようとする都知事の真の狙いとは。一方、お台場にはフランスから海路極秘裏に運ばれてきた大量のプルトニウム燃料が到着していた。政府は反対派の抗議運動を避け、そのプルトニウムを一般道路で福井県の原発へ運ぼうとしていたが、それを運ぶトラックが爆弾マニアの若者にジャックされてしまう。やがてトラックは時限爆弾を仕掛けられて都庁に向かっていた。もし、爆弾が爆発すれば、東京だけでなく日本全土が広く被爆する未曾有の大惨事になる。果たして都知事はこの絶対絶命の危機を乗り切ることが出来るのだろうか。