イノセンス
(C)2004 士郎正宗/講談社・IG,ITNDDTD
2032年の日本。人とサイボーグ、ロボットが共存する社会。政府直属の機関・公安九課の刑事バトーは、テロ犯罪を取り締まる生きたサイボーグである。腕も脚も、その体のすべてが造り物。残されているのはわずかな脳と、一人の女性、“素子”の記憶だけだ。ある日、少女型の愛玩用ロボットが暴走を起こし、所有者を惨殺する事件が発生した。バトーは、相棒のトグサと共に捜査に向かう。電脳ネットワークを駆使して、自分の「脳」を攻撃する“謎のハッカー”の妨害に苦しみながら、バトーは事件の真相に近づいていくのだった。
- 公開日
- 2004年3月6日(土)
- 監督
- 押井守
- 製作年
- 2004
- 製作国
- 日本
- 上映時間
- 99
- INTRODUCTION
- 2032年の日本。人々が電脳化され、声を出さずとも、コンピューター端末を打たなくとも、ネットワークを通じたデジタルコミュニケーションが可能になる一方、肉体の機械化も進み、人とサイボーグ(機械化人間)、ロボット(人形)が共存する。95年に公開されたアニメーション映画「攻殻機動隊GHOST IN THE SHELL」で監督・脚本の押井守、制作スタジオ・プロダクション・アイジーが注目された。体を機械化・電脳化した主人公たちが、ネットを操る情報テロリストと戦うサイバーパンク・アクションである。その先鋭的な映像表現も含めて、日本よりもむしろ海外で「MAMORU OSHII」の名前が大きくクローズアップされることとなった。米・英での劇場公開、翌96年には米ビルボード誌でセルビデオチャートNo.1を獲得するなど世界的話題作となり、「タイタニック」のジェームズ・キャメロンや「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟といった海外の著名な映画監督たちにも大きな影響を与えたという。その押井監督の最新作が本作「イノセンス」である。
- STORY
- 2032年の日本。人とサイボーグ(機械化人間)、ロボット(人形)が共存する社会。政府直属の機関・公安九課の刑事バトーは、テロ犯罪を取り締まる生きた人形(サイボーグ)である。腕も脚も、その体のすべてが造り物。残されているのはわずかな脳と、一人の女性、“素子(もとこ)”の記憶だけだ。ある日、少女型の愛玩用ロボットが暴走を起こし、所有者を惨殺する事件が発生した。バトーは、相棒のトグサと共に捜査に向かう。電脳ネットワークを駆使して、自分の「脳」を攻撃する“謎のハッカー”の妨害に苦しみながら、バトーは事件の真相に近づいていくのだった。
- CASTING
- (声の出演) 大塚明夫(バトー) 田中敦子(草薙素子) 山寺宏一(トグサ) 大木民夫(荒巻) 仲野 裕(イシカワ) 竹中直人(キム)
- 配給会社
- 東宝