セクレタリー

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ミスター・グレイが新聞に出した「秘書求ム!」の広告。これが二人の運命の出会いだった。リー・ホロウェイは自傷癖の持ち主。その治療で精神病院に入院した彼女は、退院後、社会復帰をめざしてコミュニティ・カレッジに通い、タイプの資格を取った。そして、今、ミスター・グレイの弁護士事務所にやって来た。彼女は、生まれて初めての就職面接。「とても退屈な仕事だ」と言うミスター・グレイに、「退屈な仕事が好きです」と答えるリー。二人は意気投合する。そしてめでたくミスター・グレイの秘書として採用されることになった。リーは仕事ひとつひとつにやり甲斐を感じて働いた。そんな彼女の前には、ボーイフレンドが現れた。自分と同じように精神病院に入院した経験を持つ幼なじみのピーターだ。コイン・ランドリーでふたりは初めてのキスをする。その翌日からミスター・グレイがおかしくなった。リーのミスを執拗に追求するなど、虐めのような事をはじめた。実は、リーとピーターのキスを目撃していて嫉妬していたのだ。ある日、タイプミスを発見したミスター・グレイにオフィスへ呼び出されたリーは、ボスに与えられたお尻叩きの秘書教育に、モーレツな快感を感じてしまった。以来、ミスター・グレイの愛の鞭を待ち焦がれるようになるリー。さて、こんな二人の顛末はいかに!?
公開日
2003年7月19日(土)
監督
スティーヴン・シャインバーグ
脚本
エリン・クレシダ・ウィルソン スティーヴン・シャインバーグ
撮影
スティーヴン・フィアバーグ
音楽
アンジェロ・バタラメンティ
出演
マギー・ギレンホール ジェームズ・スペイダー ジェレミー・デイヴィス レスリー・アン・ウォーレン スティーヴン・マクハティ パトリック・ボーショー ジェシカ・タック ホズ・パーキンス エイミー・ロケイン メアリー・ジョイ マイケル・マンテル リリー・ナイト サブリナ・グラデヴィック ジュリアン・レネ
製作年
2002
製作国
原題
SECRETARY
上映時間
112
INTRODUCTION
2002年、サンダンス国際映画祭で卓越したオリジナリティが評価され、特別審査員賞が贈られた。主演のマギー・ギレンホールは全米ナショナル・ボード・オブ・レビューをはじめ、新人賞を総ナメ。ゴールデン・グローブ賞の主演女優賞にもノミネートされた。ボスと秘書との関係がやがて純愛に変化していくというユニークなストーリー。リーに扮したマギー・ギレンホールのはすっかり役にハマッている。本作で8つの受賞、4つの賞にノミネートされるなど、実力派女優の道をひたすら歩んでいるのだ。そんな彼女にひけをとらず、ハマリ役がミスター・グレイに扮したジェームズ・スペイダーだ。リーとの奇妙な関係がエスカレートしていく場面での演技力はさすがだ。リーの幼なじみピーター役には「CQ」のジェレミー・デイヴィス。監督は「ダブル・ロック/裏切りの代償」に続き2作目となるスティーブン・シャインバーグ。本作でドーヴィル映画祭、ロカルノ国際映画祭、インディペンデント・スピリッツ・アワードのノミネートも受ける。アレクサンダー・ペインやスパイク・ジョーンズらと肩を並べる新世代の作家として今後活躍が期待されている。原作「悪いこと」(メアリー・ゲイツキル)を元にシャインバーグとエリン・グレシダ・ウィルソンが共同で脚本を手がけ、撮影は「エルム街の悪夢4」のスティーブン・ファインバーグ、音楽はアンジェロ・バダラメンティが担当している。また、ミスター・グレイのオフィスのインテリアやリーのファッションも見逃せない。
STORY
ミスター・グレイが新聞に出した「秘書求ム!」の広告。これが二人の運命の出会いだった。 リー・ホロウェイ(マギー・ギレンホール)は自傷癖の持ち主。その治療で精神病院に入院した彼女は、退院後、社会復帰をめざしてコミュニティ・カレッジに通い、タイプの資格を取った。そして、今、ミスター・グレイの弁護士事務所にやって来た。彼女は、生まれて初めての就職面接。「とても退屈な仕事だ」と言うミスター・グレイに、「退屈な仕事が好きです」と答えるリー。二人は意気投合する。そしてめでたくミスター・グレイの秘書として採用されることになった。リーは仕事ひとつひとつにやり甲斐を感じて働いた。そんな彼女の前には、ボーイフレンドが現れた。自分と同じように精神病院に入院した経験を持つ幼なじみのピーター(ジェレミー・デイヴィス)だ。コイン・ランドリーでふたりは初めてのキスをする。その翌日からミスター・グレイがおかしくなった。リーのミスを執拗に追求するなど、虐めのような事をはじめた。実は、リーとピーターのキスを目撃していて嫉妬していたのだ。ある日、タイプミスを発見したミスター・グレイにオフィスへ呼び出されたリーは、ボスに与えられたお尻叩きの秘書教育に、モーレツな快感を感じてしまった。以来、ミスター・グレイの愛の鞭を待ち焦がれるようになるリー。さて、こんな二人の顛末はいかに。
CASTING
●マギー・ギレンホール 1977年11月16日、カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。1992年、父が監督した『秘密』(92)で映画デビュー。主な出演作は、「ドニー・ダーコ」(01)、「サンキュー、ボーイズ」(01)、「恋する40days」(02)、「コンフェッション」(02)、「アダプテーション」(02)など。 ●ジェームズ・スペイダー 1960年2月7日、マサチューセッツ州ボストン生まれ。1981年、「エンドレス・ラブ」で映画デビュー。「セックスと嘘とビデオテープ」(89)でカンヌ映画祭の主演男優賞を受賞。主な出演作は「ウォール街」(87)、「ぼくの美しい人だから」(90)、「スターゲイト」(94)、「クラッシュ」(96)など。 ●ジェレミー・デイヴィス 1969年10月28日、ミシガン州生まれ。92年の「ガンクレイジー」で映画デビュー。主な出演作は「プライベート・ライアン」(98)、「ラビナス(99)、「ミリオンダラー・ホテル」(00)、「CQ」(01)、「ソラリス」(02)など。 ●レスリー・アン・ウォーレン 1946年8月16日、ニューヨーク州生まれ。1967年、「最高にしあわせ」で映画デビュー。「ビクター/ビクトリア」(82)でアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の助演賞候補となる。主な出演作は「ソングライター」(84)、「3人の婚約者」(89)、「イギリスから来た男」(99)など。 ●ステファン・マクハティ 1947年2月3日、カナダのノバスコシア生まれ。70年の『The People Next Door』で映画デビュー。主な出演作は「原子力潜水艦浮上せず」(78)、「戦場の牙」(88)、「ビバリーヒルズ・コップ3」(94)、「バイオレンスロード」(99)など。
配給会社
20世紀フォックス映画

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