愛してる、愛してない...

美術学校に通うアンジェリクには、恋人ロイックがいる。彼は心臓外科医でクリニックを経営している。彼には弁護士の妻ラシェルがいて妊娠中。しかも離婚は時間の問題という状況。彼の誕生日には自作の絵を贈り、休日には公園で彼をスケッチ。彼のことを考えるだけで幸せになり、授業中も彼の絵を描いてしまう。デートをすっぽかされても、アンジェリクは、1本のバラをくれた日のロイックの笑顔を思い出して寂しさに耐える。しかし、妻と寄り添っている彼を見てしまった時から様子が変になる。彼の車に「奥さんに邪魔させないで!」と落書きしたり、親友のエロイーズのスクーターを借りて事故を起こし、大事な右腕を怪我したり。 ラシェルが流産すると、アンジェリクは自分に思いを寄せている医学生ダヴィッドにロイックに求婚され、一緒にフィレンツェに行くのだと嬉しそうに告げたり。しかし、空港ですっぽかされるのだった。アンジェリクはすっかりふさぎ込む。ダヴィッドはロイックのクリニックに怒鳴り込むが、「終わったことだ」と追い返される。ついにアンジェリクは、ロイックへの別れの贈り物を作りたい、とダヴィッドに協力を求める。さて、何を作るのだろうか。

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