アンストッパブル(2010)

(C)2010 TWENTIETH CENTURY FOX
ペンシルバニア州ウィルキンスのフラー操車場で異変が起こった。最新鋭の貨物列車777号を移動させようとした運転士が、運転席から離れたわずかの間に動き出してしまった。ブレーキ操作が不完全だったのだ。この無人の貨物列車は、ぐんぐんスピードを上げていく。全長800メートル、39両の大編成の車両には、危険な化学物質と燃料が大量に積まれている。それは、一つの町を壊滅させるほどの威力を持った巨大ミサイルのようなものだった。ベテラン機関士のフランクと、新米のウィルは、1206号に乗っていたが、フランクは貨物車両を捨て、777号を追跡しようとする。777号の最後尾にこの車両を連結させれば停止できるというのだ。ウィルは猛反対するが、フランクの機関士としての経験を信じて同意するのだった。ところが、777号はスピードを上げ、このまま急カーブに入れば脱線して、近くの住宅街へと突入するのだ。警察も鉄道会社も万策尽きた。フランクとウィルは、二つの列車を連結させるという、無謀ともいえる作業をはじめる。だが、魔の急カーブは迫ってきているのだ・・・

ShareSNSでシェアしよう!

TOP