ピアニスト
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小さい頃から母親に厳しく育てられたエリカは、40歳を過ぎてウィーン国立音楽院のピアノ教授となった今でも母と二人暮らし。ある日、演奏会の席で青年ワルターに出会ったエリカは、彼のピアノの才能に特別な感情を抱く。ワルタのほうは、それ以上にエリカに対する思いが強く、彼女に執拗につきまとい、ついには音楽院に入学して彼女の生徒となる。ある日、思いあまってトイレにいたエリカに強引にキスを迫った瞬間、エリカがひた隠しにしていた秘密があらわになる。
2001年のカンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリ、ブノワ・マジメルが男優賞、イザベル・ユペールが女優賞を受賞。