バラの刺青
ニュー・オーリンズの港に近い町。セラフィナは、3年前に殺された夫ロザリオの想い出だけに生きていた。ロザリオの胸には真紅のバラの刺青がしてあった。セラフィナは、今ではミシン仕事を唯一の糊口の道にしていたが、シシリアの名家の出身で、だから娘のローザがアメリカ水兵のジャックと恋仲なのが我慢ならない。また彼女には娘のほかに、気がかりなことがもう一つあった。バクチ場の女エステルがが亡き夫の情人で、その胸にロザリオと同じバラの刺青がある、という噂である。
- 公開日
- 1956年4月18日(水)
- 監督
- ダニエル・マン
- 脚本
- デネシー・ウィリアムズ
- 撮影
- ジェームズ・ウォン・ハウ
- 音楽
- アレックス・ノース
- 製作年
- 1955
- 製作国
- 米
- 原題
- THE ROSE TATTOO
- 上映時間
- 117
- 配給会社
- パラマウント