女体
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東京郊外に住む菅マヤは、洋服店を営み埴輪を愛する夫と、一人息子の勝巳とともに暮らしていた。デパートへ買い物に出かけたマヤは、そこで浅田せんと再会する。マヤとせんは終戦直後、東京でパンパン(娼婦)をしていた仲間だった。マヤはかつての生活を思い出していた。二人は他のパンパンとともに暮らしていたが、そこに伊吹新太郎という若い男が転がり込んできたことから、争いが絶えず起きるようになってしまう。それは今でも変わらず、二人は再び伊吹をめぐって対立するのだった。