東京の暴れん坊
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銀座の洋食屋「キッチンジロー」の若旦那の清水次郎。パリからの留学帰りでフランス料理の名コック。甘いマスクの美男子で、ついでに元レスリンング部のスポーツマン。そんな次郎に思いを寄せる、次郎の後輩で銀座ど真ん中「松の湯」の娘松田秀子。しかし秀子の気持ちもお構い無しに、次郎は銀座の街で大活躍!そんな中、秀子に怪しい動きの縁談が舞い込む。代議士浅井は、「松の湯」の土地をのっとり、一儲けをするため、息子隆三と秀子との縁談を策略。浅井の謀略に気付いた次郎は、ふとした事故で知り合った元総理大臣一本槍鬼左衛門の力を借りて、浅井の謀略を封じるために一策めぐらすのだった。