満月の夜には思い出して
2019年6月8日(土)公開
舞台は大学。襟加・萌花・祐介の3 人は映画サークルに所属しており、その隣では進藤の所属する演劇サークルや、大槻の所属する音楽サークルが活動している。いつもの様に映画撮影をしていた3 人だったが、機材を取りに行く為襟加は引き返すことに。道中、1 人ギターを弾く大槻と出会う。自分の音楽に自信の無い大槻に対して襟加は「素敵な曲」と。その夜は綺麗な満月だった。時は立ち、卒業を前にして宇宙人の出てくる映画を撮り始める3 人。「私は映画を撮るために生まれてきたんだ」と真っすぐな瞳でそう言う襟加。そんな彼女をどこか羨ましく思う萌花は「宇宙人がどうとか、いつまでそんな子供みたいな事言ってんの?」と思わず放ってしまう。進藤の演劇を観る襟加、襟加の映画を観る萌花、それらを溶け合わせる大槻の音楽。これは、監督が大学卒業前に作った、大学生活と、創作活動の映画。