この“おもてなし”何かが嫌だ…『胸騒ぎ』違和感を抱く会話をとらえた本編映像が解禁!

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4月22日(月)

北欧デンマークの新たなる鬼才・クリスチャン・タフドルップ監督の最新作『胸騒ぎ』より新たな本編映像が到着した。

第38回サンダンス映画祭でワールドプレミア上映されるや想像を絶する衝撃的な展開と不穏すぎる作風が大きな話題になり、各国の映画祭を席巻した本作。解禁となった本編映像では、主人公ビャアンらデンマーク人一家とパトリックらオランダ人一家が食事をするシーン。和気あいあいとしたランチタイムかと思いきや、徐々に色濃くなる違和感に、不穏な空気が漂い始める様子が収められている。


オランダ人夫婦の夫パトリックは、世界で母国のチーズの評価があまりにも低いと一方的な熱弁を繰り広げている。かたや、その妻カリンはデンマーク人夫婦の娘アウネスに、オランダ語で話しかけ続ける−−。一体どんな言葉を投げかけているのかもわからず、まるで“自分の娘”のように接する彼女に嫌悪感を抱く母ルイーセ。終いには、「娘に指図しないで!母親は私よ、あなたじゃない」と怒りを露わにしてしまう。カリンは平謝りするが、その顔には人を小馬鹿にしたような薄気味悪い笑顔を浮かべている。この居心地の悪すぎる食事は、悪夢の始まりに過ぎなかった−−。

『胸騒ぎ』_違和感だらけの不穏な会話

海外メディアから「今年最も不穏な映画」と評される本作は、クリスチャン・タフドルップ監督と弟のマッズ・タフドルップがタッグを組んで脚本を構築した。人間の裏側に潜む「悪」や「恐怖」を描いたタフドルップ監督は、「冷酷でダークな部分を掘り下げてみたいと考えていました。だからこそ、弟と“デンマーク史上、最も不穏な映画を生み出す”というテーマを掲げて本作の製作に挑んだ」と観客たちを今までにない絶望と恐怖へ陥れるため、軸がブレないように弟と話し合いながら作り上げたと説明。ずっとホラー作品に挑んでみたかったと話すタフドルップ監督は、「映画的にも品質の高いホラー作品だと自信を持って言えるように、脚本もかなりの修正を重ねて作り上げた」とこだわりを明かした。

5月10日(金) 新宿シネマカリテほか全国公開

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