タイカ・ワイティティ監督が、第92回アカデミー賞(R)脚色賞を受賞した『ジョジョ・ラビット』(20)の製作スタジオ、サーチライト・ピクチャーズと再びタッグを組んだ最新作『ネクスト・ゴール・ウィンズ』より、希望と幸せに満ちた快作の源泉を、製作陣の証言でひも解いてく特別映像が解禁!さらに監督から日本ファンへ向けた、特別なメッセージ映像も到着した。
2001年、ワールドカップ予選史上最悪の0-31の大敗を喫して以来、1ゴールも決められていない米領サモアチームに、次の予選が迫っていた。破天荒な性格でアメリカを追われた鬼コーチ、トーマス・ロンゲンが就任し、立て直しを図るが、果たして奇跡の1勝は挙げられるのか…!?
2014年に、『ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦』としてドキュメンタリー映画化もされた、この奇跡の実話をベースに、『ソー:ラブ&サンダー』などのハリウッド大作から、『ジョジョ・ラビット』といったセンスとユーモアにあふれた心打つ感動作まで幅広く手掛けるタイカ・ワイティティが監督・脚本を務め、独自の世界観とユーモアを盛り込みつつ描く感動の実話。主人公トーマス・ロンゲンを演じるのはマイケル・ファスベンダー。その他にもオスカー・ナイトリー、エリザベス・モスなど実力派俳優たちが脇を固める。
解禁されたのは、タイカ・ワイティティ監督から日本のファンへ向けたあたたかくもストレートなメッセージとともに、「楽しく 勇気がもらえて 希望と幸せが溢れる映画だ」と監督が力を込める本作がいかにして生み出されたのか、キャスト・製作陣のナビゲートによって紐解いていく特別映像だ。
「そこの君!」とワイティティ節をきかせた挨拶から始まるメッセージ映像では「私の思いは君とともにある フレーフレー!日本‼」と日の丸を手に熱意を込めたエールを送ってくれているワイティティ監督!そんな彼がメガホンをとった本作では、2001年のワールドカップにおいて0対31で大敗した世界最弱のサッカーチーム、米領サモアの実話を元に“負けを知る人々の物語”を描き出した。マイケル・ファスベンダー演じるトーマス・ロンゲンはプロチームの監督として結果を残せず、失業か左遷か!?の究極の選択に迫られてやってきたが、米領サモア代表チームはというと、真剣勝負よりも皆でスポーツをエンジョイするレベルの集団。制作のマイク・ブレットが「タイカのようなコメディの天才がスポーツ映画を作ると、切り口がすごく面白い」と明かすように、ロンゲンが容赦なくボールを当てられブチ切れるシーンをはじめ、ワイティティらしい切れ味鋭い笑いのユーモアも随所に詰まっている一方、共演のエリザベス・モスが「笑いと感動が一つになる。それが素晴らしいの」と明かすように、水と油のように正反対なロンゲンと代表チームメンバーが、誰も思いもよらぬ奇跡の絆で結ばれていく予感漂うシーンが捉えられている。
■『ネクスト・ゴール・ウィンズ』ワイティティ監督のエールつき特別映像
数多くの著名監督と傑作を作ってきたファスベンダーをして、「タイカは映画が天職だ」と言わしめ、ワイティティ監督の映画作りに全幅の信頼を寄せる。ワイティティは最後に「大変な今だからこそ この作品を届けられてよかった」と世界のいたるところで情勢不安や災害の報道が飛び交ういま、この作品を届けられる喜びをあらわにしている。
2月23日(金・祝) 全国ロードショー