小学館「ビッグコミック増刊号」で2017年から連載を開始し、「第25回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 優秀賞」を受賞した、鬼才・西村ツチカによる「北極百貨店のコンシェルジュさん」(小学館)が待望の映画化!
原作マンガは、独特の世界観と美しい描写、人間ドラマが話題となり、「第25回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 優秀賞」を受賞した西村ツチカの『北極百貨店のコンシェルジュさん』。新人コンシェルジュの秋乃がお客様からの難題に向き合う中で成長していくさまを描き人気を博している。そして、元々原作の大ファンだったという板津が映像化を切望し、その熱意を受け取ったProduction I.Gのアニメーションプロデューサーとともに企画がスタート。働く女性を描くことに定評のある大島里美を脚本に迎え、制作がスタートした。原作の繊細さを、映像の豊かさで表現したいという板津監督の考えのもと、徹底的に細部までこだわり制作されている。
憧れの仕事に就いた後に待っていた苦悩と挫折...。悪戦苦闘しながらも全力で仕事に向き合う、最高にかわいい秋乃の姿に心打たれること間違いなし!
<以下監督・脚本コメント>
◆板津匡覧監督
大好きな西村ツチカ作品を映像化できて光栄に思っております。
「他者と関わることの困難」
主人公、秋乃が体験するのは多くの人が直面する課題だと思います。
困難を象徴する多彩な動物たちを、原作そのままのシンプルな絵作りと繊細なディテール、豊かなアニメーションで描くことを目指して制作しました。
多くの方に見ていただけると嬉しいです。
日常の困難に向かう大人たち。
動物が大好きな子供たちにも。
◆大島里美(脚本)
北極百貨店を訪れるどこか他人には思えない動物のお客様たち。
お客様に寄り添い、精一杯もてなそうとする新人コンシェルジュさん。
楽しくて、不思議で、あたたかくて、考えさせられる。
この映画を観て、大切な誰かや自分を想って、笑顔になっていただけたら、とても嬉しいです。
2023年秋 ロードショー!