“ヴェノムのレッド舌(ヴェロ)”カーペットに登壇!!『ヴェノム:ザ・ラストダンス』ジャパンプレミアイベントオフィシャルレポート到着!

10月30日(水)

全世界から愛され、大ヒットした映画『ヴェノム』シリーズの最終章『ヴェノム:ザ・ラストダンス』。

現地時間10月25日(金)に公開を迎えると全米初登場No.1の大ヒットスタートを切り、時を同じく10月25日(金)~27日(日)にかけて日本で実施された先行上映では、鑑賞者から“<俺たち>の最終章”への賞賛と感動の声が相次いで止まない本作。日本公開を目前に控え、ファンたちの期待が最高潮に達する10月29日(木)に巨大ヴェノムの横顔をステージに招き入れて<ジャパンプレミアイベント>を実施。


巨大ヴェノムの大きな口から登場し、赤い舌のレッドヴェロカーペットを歩いて満席の観客の前にヴェノム役・中村獅童とエディ役・諏訪部順一が登場すると会場からは割れんばかりの歓声と拍手が沸き起こり、大熱狂の中でジャパンプレミアはスタート。


ヴェノムスーツに身を包んだ中村が「ヴェロ(ヴェノムの舌)のうえに登場すると聞いていたから、もう少し違うのを想像していました(笑)」とこの日のために用意されたレッドヴェロカーペットを見渡すと、「2018年のときに子供が意外とこの格好(ヴェノムスーツ)を気に入って一緒に写真を撮ったのが思い出なんです」とシリーズ1作目からヴェノムスーツと共に刻まれたこの6年間を回想。


諏訪部が「今日、この後お持ち帰りいただくということで…」と切り込むと、中村も「いいんですか!?」とすかさず反応。<最終章>を迎え、ついに見納めとなるヴェノムスーツとのお別れが寂しいという中村は「今まではスパイダーマンスーツを着て夜の街を散歩にいくのが趣味でしたが、今度からはヴェノムスーツを着て散歩に行こうかなと思います。これ、着るのが大変なので家族に手伝ってもらうしかないですね」とヴェノムスーツの普段使用に前向きな様子。


ヴェノムスーツへの名残惜しい気持ちを抑えられずにいる中村は、今の気持ちを「寂しい」と打ち明けつつも、「声のお仕事をやらせていただくというのを歌舞伎役者の友達は皆知っているので、『今度はどうなんだ』って聞かれるけど、でも言えないじゃないですか。観てからのお楽しみということで、歌舞伎界から相当期待値は高まっています。今日お越しの皆さんにも色々と語りたいんですが、どこまで言っていいのか…」と歯がゆい思いで本日まで過ごしたことを告白。諏訪部の周囲でもヴェノム人気が高いといい「スパイダーマンの流れでヴェノムに興味を持ってくださっている方が本当に多いので、うらやましがられますよね。ですから終わりって言われると寂しいですよね…」としみじみして見せた。


2人は最強バディとしてシリーズ6年間タッグを組んできたが作中での2人の関係性の変化を実感しており、中村は「最初の頃は凶暴で暴れまわる印象が強かったんですが、だんだん人間味あふれる愛らしいキャラクターになっていったんじゃないかなって思います」と、本作ではさらにヴェノムの魅力が爆発していることを明かし、諏訪部は「(最初は)寄生されてどうしたもんかと思っていたのが、今となっては相棒ですからね。今作ではその相棒ぶりがさらに深まっていますので…!」と、一心同体となり深い信頼で結ばれたエディとヴェノムの奇妙な共存関係が多くのファンの心をつかんできたシリーズでさらなる最強バディぶりが楽しめることをアピール。そんな2人にとってのオススメシーンを尋ねられると、中村は「ヴェノムが劇中で歌を歌うんですよ。その歌もちゃんと私が吹き替えで歌もやらせていただいているので、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです」とヴェノムの新たな一面を挙げ、諏訪部はどこまで言っていいか戸惑いながらも、「可愛らしい家族が出てくるんですが、その子供がとてもかわいいです。あとは何を話してもネタバレを踏み抜きそうなので勘弁してください」と会場の笑いを誘った。


そして、ここで「ヴェノム」シリーズの最終章を応援するために駆け付けたスペシャルゲストの霜降り明星せいやとゆうちゃみが巨大ヴェノムの口からステージに登場!



ヴェノムスーツ姿の中村を前にし、せいやは「まじでヴェノム!」と目を輝かせ、ゆうちゃみは「横から見たら完全にヴェノム!耳の穴もヴェノム!」とそのクオリティに圧倒されっぱなしの様子。


ジャパンプレミアのステージで、シリーズを通してヴェノムとエディの声を演じてきた2人を前にして、大のマーベルファンであるせいやは「(マーベル作品のなかでも)ヴェノムは単体で人気がすごくて。先ほど獅童さんがおっしゃっていましたけど、人間味がどんどん出てきて、ヴェノムがめっちゃかわいいんですよね。何よりお笑いコンビっぽいですよね。ツッコミみたいな感じでヴェノムがつっこむときがあるんで、すごい粗品っぽいなって。あいつヴェノムみたいなつっこみしてくるんで、“WE ARE 霜降り明星”っていいそうになります」と、ヴェノムとエディの関係性に共感を覚えながらもその魅力を熱弁。そんな中で、MCから突如繰り出された1枚のパネル。


そこには本作の公開を記念したコラボレーションが実施されているSHIBUYA TSUTAYA SHARE LOUNGE inspired by VENOM 『GO Venom BLACK』企画で展示されている、2メートルの巨大ヴェノムフィギュアが写真に収められており、それを見たせいやが「これは、完全に霜降り明星が漫才の粗品のつっこみするときのポーズですね!あいつ何年か前から芸風が変わっているので、僕、もしかすると途中からヴェノムとコンビ組んでたんかもしれない」とヴェノム愛ゆえに冷静さを失うと、会場は笑いの渦に包まれた。



この日、劇中で登場するキャラクターの衣装にあわせた真っ赤なドレスで登場したゆうちゃみは、「友達にヴェノムってこわいんじゃなくてかわいいんやでって言われて観たら、めっちゃハマっちゃって!だから今回も期待しています!」とファンの気持ちを代弁。2人はまだ本編を鑑賞しておらず、せいやは「とにかく離れんといてほしい。最後どうなるかわからないし、2人がカーネイジを倒した後にヌルが出てきて、めっちゃ楽しみです!」、ゆうちゃみも「しかも最後『さよなら』って言ってたから“絶対泣けるやん”みたいな」と大興奮。そんな2人を前に、ネタバレを回避しなければならない諏訪部は「何も言えねえって感じです…!」と悔しさをにじませ、2人に共感を示す中村は「今回は本当にすごいですよ。僕自身ヴェノムファンなので、吹替のお仕事で映像を観るのが楽しみなんですけど、僕自身、映像を観て今回泣きました」と言い放つと、鑑賞を楽しみに待つ観客たちを沸かせた。


6年間の月日をともに歩んだエディとヴェノムの<俺たち>の物語に語りつくせない想いを抱えながら、イベントはついに終盤を迎えると、諏訪部は「ぜひ良い感想はSNS等で広げていただければと思います。吹替版も楽しんでいただけるものになっているので、ぜひお楽しみください。ありがとうございます」とこれまでの感謝を伝え、中村が「とにかく良い作品になっていると思いますし、皆さん期待値が高いと思いますが、それにお応えできる作品になっていると思います。私自身も声の仕事を一生懸命にやらせていただきました。ぜひ楽しんでいただけたら嬉しく思います」とヴェノム愛に溢れたメッセージを贈る。名残惜しさを残しながらも、最後に贅沢にも中村と諏訪部による日本語吹替版の「俺たちはヴェノムだ!」と英語版の「WE ARE VENOM!」の両方の掛け声が会場に響き渡ると、観客は熱い拍手によって気持ちに応え、「ヴェノム」シリーズのフィナーレを飾るジャパンプレミアは幕を閉じた。

11月1日(金)全国公開
Filmed for IMAX®/Dolby Cinema®/Dolby Atmos®/ScreenX with Dolby Atmos® (全て字幕版のみ)
2D/MX4D®/4DX/ULTRA 4DX/ScreenX (字幕版/日本語吹替版)

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作品紹介

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